利用開始までの流れ

利用開始までの流れ

1.設計

都道府県単位でネットワークの設計が行われます。

 地方公共団体がネットワークに参加する場合には、まず都道府県によって基本設計あるいは実施設計が行われます。都道府県内のどこにどのような地球局を置くか、どのような回線設計にするか、また、地上系防災無線との関係などについて定められ、そのための現地調査、図面作成、費用見積等が行われます。都道府県内のネットワークは都道府県庁局を中心として、管内の出先機関、市町村、消防局、防災関係機関等の地球局(大部分がVSAT局)によって構成されます。

2.工事

実施設計完了後、これに基づいて都道府県庁局を始め、県支部局、市町村局、消防局等の地球局の設置その他必要な工事が施工されます。

 地域衛星通信ネットワークは都道府県単位で構築されますが、これを全国の地方公共団体と結ぶ全国ネットとするため、自治体衛星通信機構がネットワークに関する基本的、原則的事項について定めた「地域衛星通信ネットワーク全体システム基本設計書」に基づいて設計、施工が実施される必要があります。このため、当機構では各地方公共団体のネットワーク構築に当たって、その企画立案から稼働に至るまで、地域の実情に応じた最適なシステムとなるよう、各段階における事業の展開をサポートしております。

3.利用手続き、手順-免許、利用契約、DAMA登録、試験-

工事の完成が近づいた段階で、ネットワークに実際に参加するために、無線局の免許取得、利用契約の締結、技術上の試験等を行う必要があります。

(1)ネットワーク内の全ての地球局は、総務大臣による無線局の免許を受けなければなりません。この場合、自治体衛星通信機構が免許を受けることとしております。免許申請から取得までの手続きは、自治体衛星通信機構が行いますので、関係地方公共団体は、免許申請に必要な資料を提出します。

(2)方公共団体と自治体衛星通信機構は、ネットワーク利用契約及び設備契約を締結します。これによって全ての地球局について、その地球局番号、SDC番号等が山口管制局のDAMA制御装置等に登録され、通信が可能な状態となります。

(3)球局の登録後、各地球局と山口管制局との間で初期回線開通試験(SUT)等の技術的な試験を行い、電波の状態、音声その他の機能の作動状況等について確認します。

(4)後に各地球局が地方総合通信局の落成検査を受け、正式に免許を取得します。

4.開始

都道府県庁局が免許を取得した日の翌日をもって、利用開始日とします。

都道府県庁局は管内地球局に対する監視、制御、一斉指令の機能を持ち、都道府県ネットワークのハブ局として位置づけられています。また、原則として都道府県が管内地球局全体を一括して保守管理しています。

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